『アトランチスの謎』ってどんなゲーム?|レトロゲームレビュー

アトランチスの謎

1986年に発売されたアクションゲーム『アトランチスの謎』。

『クソゲー』などと揶揄されたりもしますが、その独特のゲーム性から、レトロゲームマニアやリアルタイムで遊んだ人からは、熱い支持を受けたりもするシュールな魅力を備えたゲーム作品です。

 

ここでは、そんな『アトランチスの謎』というゲームの「謎」について、迫ってみたいと思います。

目次

アトランチスの謎の基本情報

  • 発売日 :1986(昭和61)年4月17日
  • メーカー:サンソフト(サン電子)
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • メディア:ロムカセット
  • ジャンル:横スクロールアクション
  • 音楽  :小高直樹

世界観

海峡の西方にあったが神罰によって、一日一夜のうちに海底に沈没したと言われる伝説上の楽土『アトランチス』。

半人前の青年探検家であるウィンは、半年前にアトランチス島で行方不明になった師匠を探すため、単身島へ旅立つ。

しかし、アトランチスには古代帝国の復活を目指す悪の帝王『サヴィーラ』が待ち受けていた・・。

どんなゲーム?

左右両方に移動できる横スクロールアクションゲーム。全100面あります。

主人公ウィンをジャンプを交え操作し、『ボン』と呼ばれる小型爆弾を投げつけて敵を倒しつつ、先に進みます。

 

1st ZONE(1面)から主に扉を通じてワープし、別の面に移動。

2面、3面・・と順番に進むのではなく、番号を飛ばしてワープする事が多く、FINAL ZONE(最終面)のボスを倒し、師匠を救うのが目的のゲームです。

特徴

ワープの理不尽さ

基本的には見えている扉からワープして先に進むけど、中にはボンを投げつけないと見えない扉があったり、穴に落ちてワープする場所もあり。

ワープの入り口の手掛かりとなるヒントが特にある訳でもなく、これがゲームの難易度を大きく高めています。

演出面に乏しく、淡々と進むシュールさ

面を移動しても、途中で結果画面とか何かイベントがある訳でもなく、ひたすらFINAL ZONEに進んでいくシンプルさが特徴。

特に最後の敵を倒しても、一緒にいた師匠の顔が笑顔に変わり『CONGRATURATION』の文字が出るだけで、敵の攻撃が止んだままゲームは続行。エンディングのイベントも無し。

 

左右にスクロールし、雲に乗ったり時には穴からワープしたり、全100面の様々なステージを行き来できる自由度は高いものがあります。

個人的な思い出

1986年の夏休み、田舎の祖父母の家でファミコンを初体験したあと、家に帰って本体と同時に買ったソフト5本の中の1本。

その後、祖父母の家でファミコンを遊ばせてくれたいとこが、今度は泊りがけでこちらに遊びに来てくれて、一緒に遊びました。

 

このソフトが面白かったのか、誰よりも早く起きて一緒にゲームするのを待ってました。

その後、若くしていとこは亡くなりましたが、このゲームにまつわるそんな思い出が記憶に残ってます。

今でも遊べるの?

『アトランチスの謎』はその後WindowsやPlayStation、ニンテンドー3DSやWiiおよびWii U、現行のNintendo Switchにも移植されています。

また、初出のファミコン版ロムカセットは、新品だと25000円~、中古だと送料込みで約300円~で購入できるようです。

 

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まとめ

以上、ファミコンソフト『アトランチスの謎』について見てきました。

 

その独特のシュールさや、攻略本無しではほとんどクリアできないような理不尽な難しさなどから、今もマニアの間では良くも悪くも話題に上り、人気のある作品ではありますね。

最近の親切なゲームにはない、プレイヤーを突き放すような難易度・仕様が、今となっては魅力となっているように思います。

 

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