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2023年公開の映画『Gメン』を観た。
ひと言で言えば、男子校臭・ヤンキー臭がプンプン漂う、えげつない作品。
でもそういうノリが嫌いでも、人によっては観てみる価値はある。
以下、映画の紹介・個人的な感想など。
（ネタバレは最小限にとどめます）
ストーリー・登場人物
ストーリー
女子生徒にモテたいがために、有名進学校である武華男子高校に転校してきた主人公・門松勝太。
だが入ったクラスは、オタクとヤンキーがたむろす隔離された最低クラス「1年G組」だった。
そこでの友情や恋、アブない組織との抗争が描かれる。
主な登場人物
- 岸優太（主人公。武華男子高校1年G組）
- 竜星涼（武華男子高校1年G組）
- 森本慎太郎（武華男子高校1年G組）
- 矢本悠馬（武華男子高校1年G組）
- りんたろー。（武華男子高校1年G組）
- 高良健吾（最強グループ「Gメン」メンバー）
- 田中圭（Gメン代表）
- 吉岡里帆（1年G組担任の女性教師）
- 恒松祐里（不良暴走レディースチーム「黒天使」総長）
- 小野花梨（黒天使メンバー）
- 尾上松也（半グレ集団「天王会」リーダー）
個人的に面白くなかった点
個人的に面白くなかった点・つまらなかった点を挙げてみる。
ただし、その人の趣味や好みによっては、以下に挙げた点は魅力的に思えるかと思う。
人を選ぶジャンル
ひと言で言えば、ちょっと時代錯誤的な若者・高校生の熱量がこもった青春ムービー。
全編に漂うのは、おバカな悪ふざけが過ぎる男子高校生のノリ。
やたらテンションが高くてバカ笑いしたり叫んだり。
女生徒と付き合いたい・ヤリたい妄想で頭が一杯だったり。
ちょっとした事でキレたり喧嘩したり・・。
加えて、ヤンキーや暴走族も絡んでくるので暑苦しさは半端ない。
自分も男子校出身だけど、在学中もそういったノリには随分と辟易していた。
ただし、そういったジャンルやノリに抵抗ない、または好きという人には楽しめるかも。
やたら多いアクションシーン
上記のようなヤンキーや不良学生達が繰り広げるストーリーのため、当然ケンカやアクションシーンは多くなる。
自分はそういう場面は正直観たくなかったので、早送りするかゴハンを食べることに集中していた。
でも、逆にそういったシーンが好きな人にとっては結構楽しめるかも知れない。
ただし、吉岡里帆を観たい人にはオススメ
自分が『Gメン』を観ようと思った動機
ここまで『Gメン』の面白くなかった点を挙げてきた。
ではなぜ、自分はこの映画を観ようと思ったのか？
それは、この映像を観て興味を持ったから↓
1年G組の担任教師になった「雨宮瞳」を演じる吉岡里帆。
作品中では、キレるとテンションが爆発して手の付けられない暴力教師に変貌する。
吉岡里帆について今までよく知らなかったし特に興味もなかったが、何となく清楚なイメージはあったので、このPVでのそれを覆すような変貌ぶりに興味をそそられた。
なので、この人を見るだけでも作品を観てみる価値はあると思った。
吉岡里帆演じる女教師の見どころ・感想
上のPV映像は、観始めて30分以上経ったあたりで出てくる。
それ以外の、吉岡里帆演じる雨宮先生の見どころとしては・・。
- 酔っぱらって生徒にくだを巻くシーン
- 生徒から告白されるシーン
等々。終盤の告白シーンでは、教師と生徒という関係でありながら相思相愛？な雰囲気だけど、その辺りの展開も注目。
他の映画やドラマではあまりこういう役もしてなさそうだし、そういう意味で、この作品での特異なキャラを演じる吉岡里帆は貴重かも。
もちろんヤンキー映画なので登場する場面としてはそんなに多くはないが、それでも十分、吉岡里帆だけが目当てでもこの映画を観て良かったと思った。
その他、印象に残った点
恒松祐里もなかなか
レディース暴走族の総長を演じる恒松祐里も、なかなか良かった。
特に、ホテルに誘うべくボディコン？的な服を着て、主人公とデートする場面とか。
あと、最後の方で下着がチラッと見える場面も。
この女優は全然知らなかったけど、直前に観てたNHKのドラマ『正直不動産２』にも全然違う雰囲気で少し出ていた。
色々調べたら、ネットフリックスの配信ドラマ『全裸監督 シーズン２』ではヌードも披露しているとの事。
ネトフリは契約してないけど、ちょっとそっちのドラマも観たくなってしまった。
あんな場面では立たないのでは・・。
作品中、過去のトラウマから「立たない（勃たない）」生徒が出てくる。
その生徒が「勃つ」場面があるが、正直、あんな緊張するシーンでは自分は勃たないなぁと思った・・(^^ゞ
まぁ、どうでも良いけど。
まとめ
以上、映画『Gメン』を観た感想をちょろっと書いてみた。
観る人を選ぶ映画ではあるけれでも、吉岡里帆のある意味、突き抜けた演技を観たい人にはオススメできる作品かと思う。
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