海外製プロテインの代表格として、日本のボディビルダーや筋トレ愛好家にも人気の『Gold Standard 100%ホエイプロテイン』。
販売元の『オプティマムニュートリション(ON)』は、主要20か国以上のプロテイン市場で売り上げ１位を誇る、世界シェア１位のブランドだそうです。
今回、国内正規品のミルクチョコレート味を購入したので、使用した上での個人的な感想を、レビュー記事にまとめてみました。
外観など
国内正規品においては、2.27kg、906gなどのサイズがありますが、筆者が購入したのは906g(2lb)のボトルタイプ。袋にパッケージされてるタイプもあります。
最初に見た感じは、やっぱり外国製らしくやたらに大きい印象ですね。缶コーヒーと並べると上の写真のような感じです。
フタを開けてみると、容器の大きさに反して中身は半分くらいしか入って無いです。
2.27kgの製品を買うと、これに満タンに入ってるのだろうか・・。
スプーンは底の方に埋もれていて、取り出すのにちょっとひと苦労でした。
スプーンを持つとこんな感じ。
柄が短いので、容器に入ってる量が少ない場合は、手まで底の方まで差し入れなけばならない。
また、柄の長さに比べてカップ部分は深く大きくなってて、アンバランスな感じですね。
持ちにくく掬いにくく、国内ブランドの他の製品に比べて、使いづらいと言わざるを得ません。
作りやすさ
まず、水で試してみました。
水200mlに添付スプーンすり切り１杯をプロテインシェイカーに投入。
手首を回す要領で軽く200回ほど、時間にして１分弱程度振って、フタを開けた直後が上の写真。
若干溶け残りはあるものの自分的には特に気にならないレベルで、水では問題なく溶けてくれる印象ですね。
続いて、牛乳で同じ要領で試してみたのがこちらの写真。
溶け残りはほとんどないものの、泡立ちがかなり目立ちます。
まぁしばらくすると泡はほとんど消えてしまうけど、どうしても嫌な人は水で作るのがオススメですね。
味
『Gold Standard 100% ホエイプロテイン』には、ダブルリッチチョコレート味、エクストリームミルク味等のフレーバーもありますが、今回試してみたのはミルクチョコレート味。
海外のオリジナル製品と比べて、国内正規品は若干甘みが抑えられているとの事。
飲んでみると甘いのは甘いですが、大甘って感じでもなく、チョコ味のミルクが好きな人ならば美味しく飲めるのではないでしょうか。
ただ細かい点を言うと、口に含むと人工的な甘さ、という感じはしました。
筆者はザバスの「リッチショコラ味」が好きなのですが、あちらの濃厚な甘さと比べるとどこか人工甘味料っぽいというか、コクの足りない薄っぺらな甘み、というのが個人的な印象ですね。
かと言って特に気になるって程でもなく、筋トレ後のご褒美ではないけど美味しく飲めています。
栄養価
スプーン１杯で、24gのタンパク質摂取が可能となっています。
１回に摂れる量としては、他の製品と比べても高く設計されてますね。
主成分は最も純度の高いホエイプロテインである『WPI』、これに『WPC』(プレミアムたんぱく質濃縮ホエイパウダー)を配合し、高濃度のタンパク質含有量が実現されてるとの事です。
また、１スプーン32g中に３種類の必須アミノ酸(BCAA = バリン、ロイシン、イソロイシン)が5.5g、グルタミン＆グルタミン酸が4g入っているのも特徴です。
コストパフォーマンス
ここでは、日本国内で最もポピュラーなブランドの一つであり、筆者も常用しているザバスの『ホエイプロテイン100(リッチショコラ味)』と比較してみました。
| Gold Standard | ホエイプロテイン100 | |
| 価格(アマゾン) | 4981円 | 4300円 |
| 内容量 | 906g | 1050g |
| 含有プロテイン量 | 約672g | 約730g |
| プロテイン100gあたりの価格 | 約741円 | 約588円 |
| 使用回数 | 約28回分 | 約50回分 |
| 1回あたりの含有タンパク質 | 24g | 14.6g |
| 1回あたりの価格 | 約177円 | 約86円 |
輸入品なので仕方のない面はありますが、含有タンパク質の量から考えると、『Gold Standard』はやや割高という感は否めないですね。
でも上の栄養価の説明でも挙げたように、筋肥大に有効なBCAAなどタンパク質以外の成分も多く含まれており、その辺りを考慮に入れると妥当な価格と言えるのかも知れません。
まとめ
以上、世界的に人気のあるプロテイン『Gold Standard』について、様々な角度からレビューを綴ってきました。
海外製という事で、容器などの見た目から味、栄養価に至るまで、良くも悪くも大まかでボリューム感がある、といった印象でしょうか。
毎日使い続ける上での使用感・作りやすさについて、人によっては少し気になる部分はあるかも知れません。
でも栄養価としては充実してるし、アメリカをはじめ主要20か国以上でシェア１位、という世界的なブランドで王道感はありますね。
本場の製品で、ガンガン筋トレライフを楽しみたい人には良いのではないかと思います。
