1985年にアーケード版として登場。翌年にファミコンソフトとして発売されたカプコンの『魔界村』は、超激ムズゲームとして知られていますね。
ところで、プレイヤーキャラとして操作する騎士の「アーサー」ですが、最初の鎧をまとった状態からダメージを受けると、裸の「パンツ一丁」の姿になりますね。
そのパンツの模様は、「騎士」という地位からはちょっと想像もつかない、お茶目なものだったりするのですが・・。
ここでは、そんな主人公のパンツに関することから、『魔界村』というファミコン史上に残る名作ソフトを紹介していきます。
『魔界村』の基本情報
- 発売日 :1986(昭和61)年6月13日(初出のアーケード版は1985年9月19日)
- メーカー:カプコン
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- メディア:ロムカセット
- ジャンル:横スクロールアクション
- ゲームデザイン:藤原得郎
- リードプログラム:有馬敏夫
- 音楽 :藤田晴美、森安也子
どんなゲーム?
主人公である騎士アーサーを、ジャンプを交え操作しながら武器を駆使して敵を倒し、さらわれたプリンセスを助けだすのが目的の横スクロールアクションゲーム。
全6面あるが、真のエンディングを見るには難易度の上がった2周目をクリアーする必要がある。
ファミコンソフトの中でも屈指の高難易度。またアクションゲームとしても良くできており、今なお多くのレトロゲームファンに語り継がれる名作。
武器は最初から装備している槍のほか、短剣・たいまつ・斧・十字架がある。
敵を倒したりステージ上に落ちてたりして、拾うことで武器を持ち替えられる。
アーサーは鎧をまとった状態だが、敵に触れたり攻撃を受けるとミスとなり、鎧が弾き飛ばされてパンツのみの裸となってしまう。その状態でさらにミスをすると白骨化し、一人失う。
レッドアリーマー
ゲーム中では様々な個性を持つ敵キャラが登場。
特にステージ1の前半に登場する「レッドアリーマ―」は、後に主人公となったゲームが発売されるなど知名度が高い。
赤い身体とコウモリのような羽根を持ち、空中高くから主人公めがけて体当たりしたり、時には地上から突進してきたりと、プレイヤーを翻弄するトリッキーな動きが特徴。
ゲームの序盤に登場し、その強さに瞬殺されコンティニューを繰り返すプレイヤーが続出。
ちなみに名前の由来は、プログラム担当の有馬敏夫氏から取られたとの事。
アーサーのパンツ
主人公アーサーがダメージを受けて上半身裸にされた時、身に付けていたパンツは、「白地にイチゴ模様」。
魔界に独り立ち向かう勇敢な騎士、というイメージとは想像もつかない、お茶目でファンシーな下着に注目が集まりました。
また、ゲーム開始時のイベントでは、夜の墓場で寄り添って一緒に座ってたプリンセスを魔物にさらわれます。その時も、そばに鎧を脱いでイチゴパンツ一丁という状況。
そういった点でもプレイヤーの想像力がかき立てられ、超激ムズアクションというゲーム内容と共に、多くのゲームファンに印象深い作品となりました。
今でも遊べるの?
『魔界村』はその後、歴代の任天堂のゲーム機をはじめ、パソコンやPlayStation等にも移植されました。
現在でもニンテンドー3DSやWii Uのダウンロード版、Nintendo Switchのオンラインサービス、2016年発売の復刻ゲーム機『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』などで遊ぶことができます。
【アマゾン】
新品価格 |
まとめ
以上、今なお高難易度ファミコンソフトとして語り継がれる『魔界村』について、主人公アーサーのパンツに関してツッコミつつ紹介してきました。
とにかくゲーム開始直後からゾンビに至近距離で襲われ、ちょっと気を抜くとあっという間に白骨化してしまう、骨太なアクションでありながらコミカルな面もあり。
30年以上も前のゲーム作品だけど、今でも遊んでみたいファミコン史に残る名作ですね。