イギリス発のプロテインブランド『マイプロテイン』。
国内品では、なかなか実現できないような低価格。
また、多くのボディビルダーや筋トレ好きなタレント・ユーチューバーも愛用してて、最近かなり人気のようです。
ここでは、筆者が実際にマイプロテインを購入・利用した上での感想・レビューを書いていきます。
そもそもマイプロテインとは?
『マイプロテイン』は2004年設立。
イギリス・マンチェスターに本社を置くスポーツ栄養ブランドです。
プロテインやサプリメント、スポーツウェアをオンラインで世界70ヵ国以上で販売しています。
マイプロテイン注文~到着
今回筆者が購入したのは、『Impact ホエイプロテイン 1kg ナチュラルチョコレート』。
詳細は覚えてないけど、セール期間中、またクーポンやASPでの「セルフバック」を利用したかして、料金は「2,154円」でした。
ちなみに初めての購入ということで、シェイカーが無料でついてきました。
注文したのが5月10日。
注文直後に届いたメール。
新型コロナの影響で、配達まで7~10日程度かかるとの事。
しかし、その後何通からさらに配達遅延のお詫びメールが来て、
実際に手元に届いたのは6月1日。
注文から半月以上かかりました。
箱の大きさは、こんな感じ。
配送元を見ると、シンガポールから送られてきたようです。
中を開けると、紙の緩衝材の下に入ってました。
スプーンは中に入ってます。
たまたまかも知れないけど、この間『Gold Standard』を買った時はスプーンが底に完全に埋もれてて、取り出すのがけっこう大変でしたが・・。
今回はそんなに埋もれてなくて、まだ良かったです。
スプーンはこんな感じ。
同じ海外製の『Gold Standard』もそうだったけど、柄が短くてすくう所は大きく、バランスが悪くて使いにくい。
目盛りが付いてるけど、これできっちりすくって量るのはやりにくそう。
ザバスやウイダーの、柄が長くて小さめのスプーンの方が、使いやすいし分量も量りやすいと思います。
マイプロテインの溶けやすさについて
次に、マイプロテインを実際にシェイカーで溶かしてみました。
まず、水で溶かした場合。
水200mlにスプーン1杯を入れ、手首を回す感じで1分近く、150回ほど振った状態が上の写真。
少しかたまりが残ってますね。
もっと上下に激しくシェイクしたりすればより溶けるとは思うけど、筆者的にはあまり泡立たせて飲むのは好きじゃないし、いつもこの程度のシェイクで飲んでます。
次に、同じ分量の牛乳で同様に試したのが上の写真。
牛乳でやると結構泡立つし、また溶けにくくなりますね。
かたまりが少し内側にこびりついたりするけど、その辺りが気にならなければ、それ程問題にもならないかもだけど・・。
溶けやすさ・まとめ
ザバスやウイダーよりは劣るけど、すごく溶けにくいって程でもないし、筆者的には特に不都合は感じていません。
ちなみに、初回購入時の特典としてついてきたシェイカーには、「ブレンダーボール」というバネ状のアイテムが中に入ってますね。
これと一緒にシェイクすると混ざりやすいとの事ですが、筆者は既にプロテインシェイカー2つ使用してて気に入ってるし、こちらのシェイカーのフタの形状が洗いにくくて面倒そうだし、まだ使ってません。
溶け残りが気になるという方は、そちらも試してみると良いかも知れません。
マイプロテインの味について
今回筆者が購入したのは『ナチュラルチョコレート味』。
「ナチュラル」というだけあって、海外製品にありがちな大雑把で人工的な甘味ということはなく、自然で飲みやすい甘さに抑えられてるような印象です。
個人的には、ザバスの『リッチショコラ味』が好きなのですが・・。
こちらのナチュラルチョコレート味は、ザバスのショコラ味のように「美味しい!」とまでは思えないものの、可もなく不可もなく、普通に飲みやすい味という感じ。
『Impact ホエイプロテイン』は50種類以上の味があるようなので、少しずつ購入して色々試してみるのも良いかと思います。
マイプロテインの栄養成分について
1食(25g)あたり、
- エネルギー :97kcal
- 脂質 :1.9g
- 炭水化物 :1.5g
- タンパク質 :18g
などとなってますね。
タンパク質の量は『ノンフレーバー』だと21gで、ナチュラルチョコレート味だと、やや含有量は少なくなるようです。
各種の必須アミノ酸、特に筋肉のエネルギー源となり、トレーニング後のリカバリーにも重要な「BCAA」も4.5g(ノンフレーバー味)含まれています。
コストパフォーマンス
ここでは、筆者が過去に利用した『Gold Standard』・『ザバス ホエイプロテイン100(リッチショコラ味)』と比較しつつ、『マイプロテイン Impact ホエイプロテイン』のコストパフォーマンスについて、見ていきたいと思います。
Gold Standard | ザバス ホエイプロテイン | マイプロテイン Impact | |
---|---|---|---|
価格(アマゾン) | 4980円 | 4450円 | 2880円 |
内容量 | 907g | 1050g | 1000g |
含有プロテイン量 | 約672g | 約730g | 約720g |
プロテイン 100gあたりの価格 | 約741円 | 約610円 | 約400円 |
使用回数 | 約28回分 | 約50回分 | 約40回分 |
1食あたりの 含有タンパク質 | 24g | 14.6g | 18g |
1回あたりの価格 | 約178円 | 約89円 | 約72円 |
こうやって比べると、マイプロテインはかなり安いというのが分かりますね。
また前述の通り、筆者はクーポン券などを使って「2,154円」と、さらに安く購入できました。
公式サイトでもよく割引きされてるようだし、やはりコストパフォーマンス的には、マイプロテインは圧倒的なメリットがありますね。
マイプロテインのデメリット2つ
筋トレ愛好家の間でもよく噂されてるように、マイプロテインには大きなデメリットがあると思います。
それは、
- 注文から届くまで日数がかかる。また、伝えられる配達予定日もかなりアバウト。
- 不良品や異物混入など、国産品と比べて大きく劣る品質面の不安。
という、外国製品ならではの2点ですね。
箱を開けたら、チャックが開いていて中身が外にこぼれてたとか、注文したものとは違う製品が送られてきたとか・・。
最近でも、プロテインバーに虫がたくさん付いていた画像がSNSにアップされ、大きなニュースとなっていました。
コスパが最強という大きなメリットがある一方で、食品として致命的にもなりうる大きなデメリットをあわせ持つ所が、マイプロテインの大きな特徴ですね。
そういったデメリットを「大したことではない」と気にせずにいられるか、それともやっぱり安心・安全な国産のプロテインを選ぶか・・。
人によりけりだけど、なかなか悩ましい問題かもしれませんね。
まとめ
以上、マイプロテインの『Impact ホエイプロテイン』を実際に購入し、様々な角度からレビューしてみました。
外国製品ならではのデメリットがありつつも、安さが大きな魅力で、多くの筋トレ愛好家に人気のマイプロテイン。
先日ニュースにもなった不祥事での悪いイメージを払拭すべく、今後は配送や品質管理に万全を期してもらい、より利用しやすくなってもらえると嬉しいけど・・。どうなるか注目していきたいですね。