
最近の筋トレブームや健康志向の高まりなどを受けて、プロテイン(たんぱく質)への関心も高くなっています。
一般的に私たち日本人は、たんぱく質を取る量が不足していると言われています。
仕事や家事などで毎日忙しい人にとっては、食事だけでしっかりたんぱく質を摂取するのはなかなか難しいものがあります。不足分をプロテインで補うことは、健康維持や身体を鍛えたい人にとってとても有効な方法ですね。
でも最近筋トレやエクササイズを始めたばかりという人や、今までプロテインって飲んだことないけど一度試してみたい、という人にとっては、一体どれを買ったらいいのか迷う場合も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、一般的によく売られて人気のある主なプロテインを紹介していきます。
プロテインの選び方
作りやすさ(溶けやすさ)
プロテインは通常、水もしくは牛乳と一緒に専用の『プロテインシェイカー』に入れて、シェイクして溶かしてから飲みます。
ですが、数々あるプロテインには液体への溶けやすさに違いがあります。10秒から20秒振ればキレイに溶けるものもあれば、溶け切らずに固まり(ダマ)になって残ったり、ブクブクと泡立ってしまうものもあります。
また、水にはよく溶けるけど牛乳にはあまり溶けない、といった種類もあります。水と牛乳、どちらで作るのかぼんやりとでもあらかじめ考慮に入れつつ、選んでみると良いと思います。
上手く作れなかったりすると、それだけでだんだんと作るのが億劫になってしまい、継続できない理由にもなるので、作りやすさは重要ですね。
味・美味しさ
プロテインは飲み続けて意味があるものだし、その上で本人がおいしく飲めるかどうかは大切なポイントですね。
筋トレやエクササイズがしんどいと思っても、その後に美味しいプロテインが自分へのご褒美に飲めると思えば、モチベーションの維持にもつながるし頑張れるのではないでしょうか。
最近は各メーカーが趣向を凝らし、様々な味のプロテインが発売されています。
また美味しさもアップして、別に筋トレ後じゃなくても普段から2杯3杯と飲みたくなってしまうようなものもあって、プロテインを飲むのが苦痛なんてことはほとんどあり得なくなりました。
コストパフォーマンス
プロテインを飲み続けるためには、購入し続ける上でコスパの良さも重要になってきます。
ここでは主に1kg前後のパッケージ商品を紹介してますが、だいたい30~50回飲むことができる量になっています。
多くが1日に2、3回程度の使用をすすめているので、半月から1か月程度で消費してしまう計算です。
1パッケージにつき5000円前後の価格となっていて、たんぱく質の含有量もそれぞれ違います。自分のカラダ作りや健康維持の目的に応じて、1日に飲む量や回数を加減する必要があります。
そういった事も踏まえて、ご自分のフトコロ事情とも相談しながら選んでいきましょう。
効果
プロテインはあくまでも『栄養補助食品』。食事だけでは不足しがちな栄養を補うのが目的であり、別にプロテインを飲んだからと言って、いきなり筋肉がムキムキについたりする訳ではありません。
基本はきちんとした食生活と日々の運動、そして補充としてのプロテイン。これを数ヶ月続けることによって、それぞれの人が思い描く理想のカラダや健康状態に近づいていきます。
なので、特に最初はそれぞれのプロテインが身体に与える効果を実感したり、効きめの違いを測るのはなかなか難しいものがあるかも知れません。
選び方まとめ
プロテインにはたんぱく質以外に含まれる成分もそれぞれ違いがあり、人それぞれの体質や相性もあり、効果のほどは継続して使ってみないと分からないでしょう。
なので、まずは先に挙げた『作りやすさ』『美味しさ』『コスパ』、そして自身の好みも通しつつ、取りあえずこちらに挙げた商品をまずは気楽にチョイスしてみるのが良いかと思います。
おすすめプロテイン
明治ザバス ホエイプロテイン100
- 味:ココア、ミルク、抹茶、ヨーグルト、香るミルク
- 作りやすさ:◎
- 美味しさ :○
- コスパ :○
たんぱく原料として吸収の良い「ホエイプロテイン」を100%使用。
溶けやすさ、泡立ちの少なさにも定評がある。最もポピュラーに市場に出回っている商品の一つ。
明治ザバス ホエイプロテイン100+ビタミン リッチショコラ味
- 作りやすさ:◎
- 美味しさ :◎
- コスパ :○
濃厚なチョコレート味で、従来のプロテインのイメージを覆すような美味しさ。
筆者もリピ買いしてます。
Gold Standard 100% ホエイ エクストリーム
- 味:ミルクチョコレート
- 作りやすさ:○(牛乳△)
- 美味しさ :○
- コスパ :△
本場アメリカ産で世界的シェアを誇るブランド。
最も純度の高いホエイプロテインの構造体である『WPI』を多く含んでいる。 国内正規品は甘さを抑えているとの事だが、それでもかなり甘いという声多数。

ビーレジェンド ホエイプロテイン
- 味:激うまチョコ風味、ベリベリベリー風味、そんなバナナ風味ほか多種
- 作りやすさ:ザバスと比較するとやや△
- 美味しさ :様々なテイストがある
- コスパ :○
様々多種多様で、個性的なテイストを展開しているブランド。
お試しパックでまずは色々自分に合うのを探してみるのが良いかも。
ビーレジェンド プロテイン ペコちゃん ミルキー風味
- 作りやすさ:ザバスよりは泡立ち、ダマになりやすいか?
- 美味しさ :ミルキーの甘さが好きな人なら◎
- コスパ :○
「ママの味」ミルキーに実際に使われている練乳を使用。
甘くても、他のビーレジェンドプロテインと同等の炭水化物・脂質・カロリー。一度に摂取できるたんぱく質も20g以上とバッチリ。
ウイダー マッスルフィットプロテイン
- 味:ココア、バニラ
- 作りやすさ:◎
- 美味しさ :○
- コスパ :◎
素早く吸収されるホエイプロテインと、ゆっくり吸収されるカゼインプロテインを配合。効果が長持ちし、時間差吸収でカラダづくりの効率アップ。さらにウイダーだけの独自成分『EMR』でタンパク質の合成効率をアップ。
飲むと粉っぽい感じがするけど、サラサラして溶けやすい。
エクスプロージョン ホエイプロテイン
- 味:ミルクチョコレート、カフェオレ、ストロベリー、フルーツオレ、プレーン、メープル他
- 作りやすさ:○
- 美味しさ :○
- コスパ :◎
1パッケージ3kg、100食分。1回の使用で摂取できるたんぱく質も20g以上と、コスパ的にとても優秀です。

Muscle Pharm(マッスル ファーム)コンバット ホエイ プロテイン
- 味:チョコレートミルク、バニラ、クッキークリームなど
- 作りやすさ:○
- 美味しさ :○
- コスパ :◎
2.2kg(66食分)のお得サイズ。たっぷり飲めて1杯のたんぱく質量も25gと多く、味もかなり甘い方で筋トレ後に甘いものが欲しい人にはピッタリ。いかにもアメリカ製な感じ。
DNS プロテインホエイ100
- 味:プレミアムチョコレート、いちごミルク、バナナオレ、レモン、抹茶、カフェオレ他
- 作りやすさ:○
- 美味しさ :○
- コスパ :○
『脱プロテイン』をうたい、水で溶かした場合の美味しさに定評がある。多彩なフレーバーを揃え、比較的あっさり目の味でゴクゴク飲める。
グリコ パワープロダクション マックスロード ホエイ プロテイン
- 味:チョコレート、ストロベリーなど
- 作りやすさ:○(牛乳は△)
- 美味しさ :○
- コスパ :○
1kg50食分で比較的安く、コスパ的には良さそうだが、1回分のたんぱく質量が13gとここで紹介している商品の中では最低レベル。そういう意味でライトユーザー向き。
牛乳で作ると泡立つという声多数。どうしても牛乳で飲みたい場合は、先に水で溶かしてから牛乳を足すと良いかも。
ゴールドジム(GOLD’S GYM) ホエイプロテイン
- 味:チョコレート、ヨーグルト、ストロベリー、カフェオレ、クッキー&クリーム
- 作りやすさ:○
- 美味しさ :○
- コスパ :△
乳糖不耐性の人でも安心して飲める高品質のホエイプロテイン『WPI』を使用し、たんぱく質含有量82%以上はトップクラス。筋肉の分解を抑え、筋トレ効果を高めるとされるBCAAも多く含んでいる。
やや割高感はあるものの、筋トレ愛好家の中では評価が高い。
マイプロテイン Impactホエイプロテイン
- 味:ノンフレーバー、ナチュラルチョコレート、ミルクティー、ストロベリークリーム、抹茶ラテ、他
- 作りやすさ:○(牛乳△)
- 美味しさ :○
- コスパ :◎
オンラインで世界70か国以上に販売展開する、イギリス発のヨーロッパNo.1ブランド。
コスパは抜群だが、輸入品なだけあって届くのに時間がかかる・虫が混入してたなどの配送トラブルの多さがデメリット。

まとめ
以上、筋トレやエクササイズ、およびプロテイン初心者の方に向けて、おすすめプロテインを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
筆者はあれこれ試したのち、現在はザバスとウイダーのものを使ってます。特に不満な点はないですが今回この記事を書くにあたり色々調べて、まだ使った事がない他のプロテインも試したくなりました。
以前に比べれば最近のプロテインは、好みは人それぞれあってもどれもそれなりに美味しく、筋トレをすると同時にプロテインを飲むのも、もはや楽しみの一つでもありますね。
この記事があなたにとって、ベストのプロテインを選ぶきっかけになれば幸いです。