2020年製作のアメリカ映画『シークレット・ランナー』。
3年前に死んだはずの恋人を探す男と、ある女優、知り合った女性、さらにマフィア達との間で繰り広げられる、サスペンス・スリラー作品ですね。
ここでは、『シークレット・ランナー』の詳しい情報や筆者が観た感想、さらに無料で観る方法についても紹介していきます。
『シークレット・ランナー』基本情報
- 2020年製作、アメリカ
- 上映時間90分
- 原題『LAST MOMENT OF CLARITY』
- 脚本・監督:コリン・クリッセル、ジェームズ・クリッセル
キャスト
- サム(恋人を探す男) :ザック・エイヴァリー
- ジョージア(サムの恋人)/ローレン(女優):サマラ・ウィーヴィング
- キャット(サムの友人の妹) :カーリー・チェイキン
『シークレット・ランナー』ストーリー
パリに住む男サムは、3年前にマフィアに殺された恋人ジョージアを、まだ想い続けていた。
ある日映画を観ていたサムは、スクリーンに映るローレンという女優が、ジョージアと瓜ふたつなことに衝撃を受ける。
事実を確かめようとロサンゼルスに飛んだサムは、ローレンに接近する際に、友人の妹だったキャットと再会する。
キャットはサムをかくまい、一緒にローレンに近づこうとする。
しかしローレンは、自分はジョージアではないと頑なに否定した。
果たしてその本性は・・。
『シークレット・ランナー』感想
サムネイルの印象などから、観る前は何となく、金髪の女性が派手に立ち回るアクションなのかと思っていたが・・。
実際は苦悩する男性サムが中心で、もう一人の女性キャラであるキャットもかなり主要な役割を演じている。
重要な部分のネタバレは避けるけど・・トイレとその直後のホテルでの、サムと話すローレンの変わりぶりがちょっと唐突過ぎ、いまいちリアリティが感じられなかった。
何か伏線とか、ちょっとした気持ちの変化とか、その辺りの描写が欲しいような気もしたが。
後半は、マフィアとの対決シーンが中心。
ローレンと婚約者の家の場面は、明かりが消えてたこともあり、スリルはそこそこ味わえた。
あと、ビル(刑事を名乗ってたがマフィア?)がカギを開けて部屋に入り、銃口を向けて静かにサムの前に現れたのも印象深い場面。
ビル役はアレックス・フェルナンデスという人のようだが、存在感があった。
前半で時折出てくる3年前の回想場面では、サムはひげを生やしてなく、ジョージアはダークブラウンのショートヘア。
個人的には、ローレンよりもこちらのジョージアの方が魅力的。
ちなみに「ジョージア」と言えば、国の名前か缶コーヒーの銘柄ってイメージだけど・・。
調べてみたら、英語圏では男性名「ジョージ」の女性形で、よくある女性名のようだ。
二人での入浴、さらにセックスシーンもあり、サマラ・ウィーヴィングの裸体を見てみたい人にはおすすめかも。
また、ジョージアを追いつつ、行動を共にすることを選んだキャットとも、懇ろになっていくサム。
ローレンの婚約者とも出会い、最終的に落ち着く先はラストで明らかになるけど・・そうなっちゃうのか。
上映時間が短めだし、心理や状況説明などの描写がもっとあっても良いような気もするけど、短時間で気楽に観るなら良いかも。
フィクションではあるけど、個人的には見知らぬ外国の景色や人・風俗なども色々観られて勉強になったし、そこそこ楽しめた。
『シークレット・ランナー』を無料で観るには?
『シークレット・ランナー』は、動画配信サービス『U-NEXT』で、399円分のポイントを支払って観ることができます。
ただし、無料で登録するだけで600円分のポイントがもらえるので、それを使って実質タダで本作品を視聴できます。
また、課金される前に、いつでもカンタンに解約できます。
(※本ページの情報は2021年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。)
まとめ
以上、映画『シークレット・ランナー』の詳しい情報や筆者が観た感想、無料で動画を観る方法についても紹介してきました。
サマラ・ウィーヴィングのファンの方はもちろん、上映時間も短めなので、気軽にサスペンス・スリラーを楽しみたい人にはオススメできる作品ですね。