2020年公開のアメリカ映画『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』。
カトリック系の学校を舞台とした、女子高生の性への妄想や衝動をコミカルに描いた作品ですね。
ここでは、『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』の詳しい情報や、筆者が実際に観てみた感想、さらに無料で観る方法について紹介していきます。
『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』基本情報
- 2020年７月公開、アメリカ製作
- 上映時間78分
- 原題『Yes, God, Yes』
- 原作・脚本・監督：カレン・メイン
- 音楽：イアン・フルトクィスト
キャスト
- アリス（女子高生） ：ナタリア・ダイア―
- マーフィ神父 ：ティモシー・シモンズ
- クリス（イケメン上級生） ：ウォルフガング・ノヴォグラッツ
- ローラ（アリスの親友） ：フランチェスカ・リール
- ウェイド（アリスの同級生）：パーカー・ヴィアリング
- ニーナ（上級生の女性） ：アリーシャ・ボー
『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』ストーリー
カトリック系の学校に通う16歳の女子高生・アリス。
学校のマーフィ神父は授業で、結婚相手以外との性交はもちろん、自慰行為までも戒めるよう生徒に指導するなど、保守的な校風。
そんな中でアリスは、自分の中に沸き起こる性への興味や欲求を持て余していた。
ある日アリスは、パソコンでチャット中、相手の男性とエッチなやりとりに発展し、妄想を膨らませる。
罪悪感を抱いた彼女は、衝動を抑えようと親友のローラやクラスメートらと、教会の合宿に参加。
だが、年上のイケメン上級生・クリスと出会い、エッチな感情が暴走してしまう・・。
『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』感想
一応コメディってことになってるけど、そんなに大笑いするような展開がある訳ではなく、思春期の女性の性に関する興味や欲求を、大らかに描いた作品。
主人公が学校の食堂でチョコプリン？のフタをベロって舐めたり、家ではお菓子をつまんだ手でPCを触ったり・・。
潔癖な一人の日本人から見ると、利用する道具や機器・風習など、他にもちょっと汚らしかったり大雑把な感じがしたりと、良くも悪くも色々とアメリカ的な様子が垣間見られて面白かった。
バスに乗り、合宿先へ向かったアリスは、そこでアメフト部のエースという、クリスと出会う。
たくましい身体つきとサワヤカな笑顔。そして、腕まくりしたトレーナーから伸びる前腕には、まさに「剛毛」と呼ぶべき夥しい量の腕毛が。
その腕にくぎ付けになってしまい、思わず妄想してしまうアリス。
一般的に日本人の女性の間では、あまり毛むくじゃらの男性は敬遠される向きがあるだろうし、自分もこんなに毛深くなりたくない。
この辺りは、同じ女性でもアメリカ人と日本人で、好まれる異性の傾向の違いが見えて面白い。
また、合宿先でアレやコレを下半身に押し当て、自慰行為をしようとするアリス。
同じテーマの映画を日本で撮るんだったら、こんな風に明け透けに、コミカルには中々作れないだろうし、女性でも性に対してオープンな、いかにもアメリカ的な描写で楽しめた。
マーフィ神父の、性についての授業の場面では、
「男性は電子レンジ。スイッチ一つで熱くなる。一方、女性は昔ながらのオーブン。しばらく予熱が必要」
と、含蓄のある言葉が紹介されていた。
この映画の原作・脚本・監督を手がけたのは、カレン・メインという女性。
フィクションではあるけれども、女性が自らの性について掘り下げた描写は、リアリティが感じられるし勉強になった。
登場人物の中では、アリスの親友・ローラを演じたフランチェスカ・リールが、主人公よりも賢くてサバサバとした女性を演じていて魅力的だった。
最初は学校生活の様子、中盤以降は合宿の４日間で構成されていて、いくつかの出来事やちょっとしたトラブルなんかもあるけど、大きなクライマックス的な場面はない。
それでも、思春期の女性の性について、良くも悪くもアメリカ的な大らかさで、コミカルかつリアルに描かれており、かの国ならではの学校生活や風習なども垣間見れて面白く観た。
その辺に興味がある人は楽しめるかと思うし、上映時間も短めなので気楽に視聴できた。
『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』を無料で観るには？
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ただし、無料の登録をすると600円分のポイントがもらえるので、それを使って実質タダで本作品を視聴できます。
また、課金される前にいつでも解約できます。
（※本ページの情報は2021年４月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。）
まとめ
以上、映画『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』の詳しい情報や筆者が観た感想、無料で動画を観る方法についても紹介してきました。
思春期の女子高生が性に向き合う様子を、アメリカらしく大らかにコメディタッチで描いた映画で、気楽に楽しめる作品ですね。
