2019年放送のTVアニメ版『鬼滅の刃』。
鱗滝左近次に出会い、試練を経て認められた炭治郎。
左近次の下で、厳しい鍛錬をしばらく続けることになります。
ここでは、第3話のネタバレを綴っていきます。
前回のあらすじ
狭霧山に向かった竈門炭治郎(かまど たんじろう)と妹の禰豆子(ねずこ)は、山中で鬼と出くわし、苦闘の末なんとか退治した。
その時に出会った天狗の面を被った老年の男こそ、訪ねようとしていた鱗滝左近次(うろこだき さこんじ)だった。
左近次は炭治郎に試練を与え、苦しみながらもやり遂げた炭治郎を認めることにした。
第三話「錆兎と真菰」
鱗滝左近次は、「鬼殺隊」(古より存在する、政府非公認の鬼を狩る集団)に送る剣士を育てる「育手(そだて)」だった。
鬼殺隊に入るには、藤襲山(ふじかさねやま)で行われる「最終選別」で生き残らなければならないという。
禰豆子を人間に戻すべく、炭治郎は左近次の下で厳しい鍛錬をこなしていった。
一年後、左近次は「もう教えることは無い」と告げ、炭治郎を大きな岩の前に連れていく。
そして、この岩を切れたら「最終選別」に行くのを許可すると言い残し、それ以上炭治郎に何も教えなくなった。
炭治郎は左近次から教わったことを繰り返し、大岩を斬ろうとするが、半年経っても斬れなかった。
そこへ突如、白い狐の面を被った少年・錆兎(さびと)が現れる。
木刀で襲いかかってくる錆兎に対し、炭治郎は手も足も出ず倒され、気を失った。
炭治郎が目を覚ますと、錆兎と同様、白い狐の面を顔の横に付けた少女・真菰(まこも)が目の前にいた。
錆兎も真菰も、左近次に育てられた孤児だという。
真菰は炭治郎に剣術の矯正を施してやり、「全集中」の呼吸を炭治郎に伝授した。
そしてさらに半年後。
錆兎に負かされ続けた炭治郎は、ついに錆兎に勝った。
面を斬られた素顔の錆兎は、泣きそうな、嬉しそうな、安心したような笑顔をしていた。
見届けた真菰は、「勝ってね、あいつにも」と言い残し、錆兎とともに消えてしまった。
気がつくと、錆兎の面を斬ったと思った炭治郎の刀は、あの大岩を真っ二つに斬っていた。
次回予告
まとめ
以上、TVアニメ版『鬼滅の刃』第三話のネタバレを綴ってきました。
露わになった錆兎の素顔は、何とも言えない優しい表情でした。
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