2019年放映のTVアニメ版『鬼滅の刃』(立志編)。
隠れ屋敷で二人の鬼に襲われた、炭治郎と禰豆子たち。
苦戦しつつも反撃。片方の鬼・矢琶羽の首を斬り飛ばしました。
ここでは、第10話のネタバレを綴っていきます。
前回のあらすじ
隠れ家の屋敷にいた竈門炭治郎(かまど たんじろう)と妹の禰豆子(ねずこ)たちは、二体の鬼・朱紗丸(すさまる)と矢琶羽(やはば)に襲われた。
禰豆子が右足を吹っ飛ばされ、炭治郎も矢印で人を操る術に苦戦するが、一緒にいた珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の手助けもあって、何とか敵の攻撃をしのぐ。
そして、炭治郎は応用技「弐ノ型改・横水車(よこみずぐるま)」を発動。 矢琶羽の首を斬り飛ばした。
第十話「ずっと一緒にいる」
首を飛ばされた矢琶羽だったが、なおも炭治郎に喚き散らしながら、最後の攻撃。
胴体の両手のひらの目玉が瞬き、無数の矢印が炭治郎の身体を貫いた。
地面や壁、空中へと、四方八方にすごい勢いで飛ばされ、身体を打ち付けられる炭治郎。
連続で技を繰り出し、衝突の衝撃を和らげようと試みる。
「水車」「滝壺」「水面斬り」「雫波紋突き」「ねじれ渦」・・。
初めて繰り出す連続技に腕がちぎれそうになり、体力を消耗する。
矢琶羽は頭部が次第に消滅しつつも、なお執拗に炭治郎を攻撃。
しかし、ついに頭が完全に消失。同時に炭治郎に刺さっていた矢も消えた。
あばらと足が折れるなど激しく疲労した炭治郎だったが、矢琶羽をなんとか撃退。
這いつくばりながら、禰豆子たちのもとへ向かった。
一方、もう片方の鬼・朱紗丸に苦戦していた愈史郎。
朱紗丸の放った手毬が顔面を直撃する直前、珠世に介抱され足も復元した禰豆子が登場。
愈史郎の目前へ飛び出し、足で手毬を止めた。
再び朱紗丸と相対した禰豆子。
先ほどは手毬の勢いに負けて右足を吹き飛ばされたが、今度は手毬を蹴り返し、朱紗丸と蹴り合いの応酬。
珠世が禰豆子に施したのはただの鬼専門の回復薬だったが、禰豆子は自分の秘めた力が覚醒したのか、以前よりも急速に強くなっていた。
そこへ、二人の戦いを見守っていた珠世が禰豆子の前に出た。
朱紗丸に、鬼舞辻の正体を知っているのか尋ねる。
すると、朱紗丸の表情が一変し、「やめろ」と喚く。
しかし珠世は鬼舞辻を「あの男はただの臆病者。いつも何かにおびえている」と評し、
「鬼たちが束になって自分を襲ってくるのを防ぐため、あなた方は操作されている」と静かに朱紗丸に訴えかけた。
着物の袖からのぞく珠世の左腕からは、血がしたたり、妖気のようなものが漂っていた。
珠世は「白日の魔香」という、鬼の脳を麻痺させ、自白を促す術を使っていた。
その術の匂いをかいだ朱紗丸は、言ってはならない「鬼舞辻」の名を思わず口にする。
狼狽し、その場から逃げ出しながら「お許し下さい・・!」と空しく助けを請う朱紗丸。
しかし、呪いをかけられた朱紗丸の身体はどす黒く変色していく。
その直後、爪の生えた大きく凶暴な三本の腕が、夥しい血と共に、朱紗丸の口と胴から飛び出した。
そして、朱紗丸の口から伸びた大きな手は、朱紗丸の頭を掴み、そのまま握りつぶしてしまった。
朱紗丸の体内に残留する、鬼舞辻の細胞により朱紗丸自身が破壊されたのだった。
珠世は、後に残った朱紗丸の眼球に数字が刻まれていないのを見て、朱紗丸は「十二鬼月」ではないと断じた。
おそらく、先に炭治郎に倒された矢琶羽も・・。
今回の二体の鬼に炭治郎たちはかなり苦戦したが、それでもまだ弱すぎるという。
やがて夜が明け、陽に照らされて朱紗丸の遺体は跡形もなく消えてしまった。
「あの男は、本物の鬼だ」
炭治郎は、自分の手下でさえも容赦ない仕打ちを下す、鬼舞辻への怒りを新たにするのだった。
珠世と愈史郎は禰豆子を伴って、太陽の光を避けるため、壊れた屋敷の地下に留まっていた。
珠世に抱きつき、愈史郎の頭をナデナデする禰豆子。
どうやら禰豆子は、二人を家族の誰かと思っているようだ。
自分たちが鬼であるにもかかわらず、人間とみなして二人を守ろうとした禰豆子。
それを知った珠世は「ありがとう、禰豆子さん」と涙する。
一方、その傍らで愈史郎は、病気で命を落とすところを鬼として生きるよう望んだ、過去の珠世との病床の光景を思い出していた。
珠世と愈史郎は、鬼舞辻から離れるためにこの地を去るという。
そして、禰豆子を安全のために炭治郎から離し、私たちが預かりましょうかと提案する。
一瞬、迷った炭治郎。
すると横にいた禰豆子が、炭治郎の手を取った。
その目はしっかりと炭治郎を見つめ、覚悟がみなぎった表情をしていた。
その表情を見た炭治郎も決意が固まり、禰豆子の手を握り返した。
そして珠世に、
「俺たちは一緒に行きます。離れ離れにはなりません。もう二度と。」と告げた。
この間禰豆子を、「醜女(しこめ)」と罵った愈史郎。
炭治郎との別れ際、顔をそむけながらも「お前の妹は、美人だな」とつぶやくのだった。
再び禰豆子を木箱に入れて背負い、歩き出した炭治郎に、
「南南東、南南東!次の場所は、南南東!」
と、鎹鴉が次の指令をやかましく告げた。
すると、傍からいきなり大声で、
「頼むよ~!!頼む頼む頼む!結婚してくれ~!いつ死ぬか分からないんだ俺は!!」
と、少女に泣きついて求婚している黄色の髪の少年が。
呆気にとられる炭治郎だった・・。
次回予告
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まとめ
以上、TVアニメ版『鬼滅の刃』(立志編)第10話のネタバレを綴ってきました。
珠世&愈史郎とはしばらくお別れのようだけど、OP&EDや「最終選別」でチラッと出てきた黄色髪(金髪?)の少年が本格的に登場しそうで楽しみですね。
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『鬼滅の刃』関連記事
TVアニメ版ネタバレ
- 第一話「残酷」
- 第二話「育手・鱗滝左近次」
- 第三話「錆兎と真菰」
- 第四話「最終選別」
- 第五話「己の鋼」
- 第六話「鬼を連れた剣士」
- 第七話「鬼舞辻無惨」
- 第八話「幻惑の血の香り」
- 第九話「手毬鬼と矢印鬼」
- 第十話「ずっと一緒にいる」
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