2019年放送のTVアニメ版『鬼滅の刃』。
鬼殺隊へ入るための「最終選別」に臨んだ炭治郎。
異形の鬼に苦しみながらも、「水面斬り」で頸を切り払いました。
ここでは、第5話のネタバレを綴っていきます。
前回のあらすじ
鱗滝からの試練を乗り越え、「最終選別」へ行くことを許された竈門炭治郎(かまど たんじろう)。
藤襲山へ行くと他にも多数の志願者がおり、「白髪」「黒髪」が出迎えた。
「最終選別」とは、鬼がいる藤襲山で7日間生き残るというもの。
山中に入り、炭治郎は鱗滝の弟子を皆殺しにした、手が何本も伸びる巨大な異形の鬼と出くわした。
苦しい局面もあったが、鬼の頭上に入り、「全集中」と「水面斬り」で鬼の首を切り払った。
第五話「己の鋼」
巨大な鬼を倒した炭治郎。
錆兎や真菰など、殺された鱗滝の弟子たちを思う一方、昔は人間だった鬼を憐れむ気持ちも心の内にあった。
「最終選別」で残ったのは、炭治郎を含めて四人。
迎えた白髪&黒髪は、連絡用のカラスである鎹鴉(かすがいがらす)を各々に付け、これから造る刀に用いる「玉鋼」を選べと告げる。
初めての事で要領を得ない炭治郎だったが、匂いを頼りに一つを選び取った。
疲れのせいで途中で倒れながら、鱗滝の家へ戻る炭治郎。
夜、ようやく家の前まで戻ると、戸を蹴飛ばして禰豆子(ねずこ)が出てきた。
ずっと眠っていたが、やっと目覚めたのだ。
出迎えた鱗滝と三人で抱き合いながら、炭治郎は泣き崩れた。
その夜、鱗滝は
「禰豆子は普通の鬼とは違い、人の血肉を喰わずに、眠ることで体力を回復をしているのかも知れない」
と、炭治郎に告げた。
それから十五日後。
風鈴を付けた笠をかぶった、鋼鐵塚(はがねづか)と名乗る男が、炭治郎に渡す「日輪刀」を持ってやってきた。
家の中に入るよう促す炭治郎に対し、全く聞く耳を持たず刀の話をする鋼鐵塚。
笠の中から現れた顔は、「ひょっとこ」の面をかぶっていた。
日輪刀は別名「色変わりの刀」とも言われ、持ち主によって色が変わるという。
家の中で、鱗滝と鋼鐵塚の前で刀を抜いてみせる炭治郎。
刀身は、黒に変化した。
鱗滝は、「あまり見ないな、漆黒は」と感想を述べる。
一方、鮮やかな赤の刀身が見れると期待していた鋼鐵塚は、いちじるしく落胆し、憤慨。
奇声を上げ、刀を持つ炭治郎に飛びかかって、羽交い絞めにして怒った。
子供じみた振舞いに、絞められたまま炭治郎が年齢を聞くと、「37歳だ」と答えた。
そこへ、鎹鴉が突如、家の中へ舞い込んできた。
カラスなのに、巻き舌気味の人間の言葉で、炭治郎に指令を伝えた。
「毎夜、少女が消えている北西の町へ向かえ。そこにいる鬼を討つのだ。
竈門炭治郎、心して掛かれ。鬼狩りとして最初の仕事である」。
次回予告
まとめ
以上、アニメ『鬼滅の刃』第5話のネタバレでした。
鱗滝の弟子を皆殺しした巨大な鬼に対しても、憐れみを抱く炭治郎。
「勧善懲悪」の作品として、絶対悪として必ずしも鬼を描いてない所も、この作品の一つのポイントかも知れないと思いました。
『鬼滅の刃』をもう一度観たい方はこちら!
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TVアニメ版ネタバレ
- 第一話「残酷」
- 第二話「育手・鱗滝左近次」
- 第三話「錆兎と真菰」
- 第四話「最終選別」
- 第五話「己の鋼」
- 第六話「鬼を連れた剣士」
- 第七話「鬼舞辻無惨」
- 第八話「幻惑の血の香り」
- 第九話「手毬鬼と矢印鬼」
- 第十話「ずっと一緒にいる」
もう一度観る