2019年放送のアニメ版『鬼滅の刃』。
無事「最終選別」に合格し、「日輪刀」を受け取った炭治郎。
鬼殺隊での最初の仕事として、少女が夜な夜な消えるという北西の町へ向かいます。
ここでは、第6話のネタバレを綴っていきます。
前回のあらすじ
真菰や錆兎たちの仇だった巨大な鬼を倒し、「最終選別」に無事合格した竈門炭治郎(かまど たんじろう)。
鬼殺隊に入ることが認められた。
十五日後、鋼鐵塚(はがねづか)という男から、炭治郎専用に造られた「日輪刀」を渡される。
そこへ鎹鴉(かすがいがらす)が現れ、最初の仕事として炭治郎に、北西の町へ行き、鬼を討てと告げる。
そこでは夜な夜な、少女が突然消えているという。
第六話「鬼を連れた剣士」
北西の町へ、鬼を討ちに出掛けることになった炭治郎。
鬼殺隊の制服をまとい、鱗滝が作ってくれた木の箱に禰豆子(ねずこ)を入れ、それを背負って出立した。
町へ到着した炭治郎は、憔悴した様子の若い男・和巳(かずみ)と出会った。
先日の夜、和巳と連れ立って歩いていた少女・里子が、忽然と消えてしまったのだ。
炭治郎は和巳から、里子が消えた場所を案内される。
そして、地面にひれ伏して鼻を寄せ匂いを嗅ぎつつ、鬼を探し始めた。
町中を嗅ぎまわるうちに夜になった。
和巳は「もう明日にしよう」と促すが、
「あいつらは夜活動します。だから、休む訳にはいかない」とさらに探索を続ける炭治郎。
その頃、ある家の少女が、床に入り休もうとしていた。
少女が部屋に向かう途中から、廊下を一つの「影」が付いてくる。
その影は、どうやら物質や空間を自由に移動できるようで、少女とともに部屋に入り込んだ。
少女が床に入ると、布団を囲むように黒い影が大きく広がった。
そして、黒くなった布団の下から、爪の伸びた二本の腕が伸び、少女の口をふさいだ・・!
少女は叫び声を上げるが、ふさがれた口では家人にも声は届かない。
さらにそのまま少女をつかんだ腕は、まるで泥のように床の下に広がった黒い空間に、少女を引き込んでしまった。
その瞬間、気配に気づいた炭治郎。
一目散にその少女の家まで駆けだした。
家の前まで来た炭治郎だが、鬼の姿は見えない。
最も鬼の匂いが濃い場所を見出し、地面に刀を突き立てると、黒い飛沫が飛び散る。
気を失った状態で浮かび上がった少女を抱え上げ、救い出した。
その直後、青く長い髪と3本の角が生え、赤い目を持ち、歯ぎしりをする鬼が、地面から現れた。
血鬼術(けっきじゅつ)という特殊な術を使う、「異能の鬼」のようだ。
少女を和巳に託し、鬼に挑む炭治郎。
鬼は再び地面の影へ姿をくらましたが、匂いは消えていない。
炭治郎が、「水の呼吸」と「5の型」を取った瞬間、
再び姿を現した鬼は、まるで分裂したように三体いた。
姿形は同じだが、角の数がそれぞれ一本、二本、三本と異なっている。
——ここで、鱗滝が炭治郎に語る場面が回想される。
「人間を鬼に変えられる血を持った鬼は、この世にただ一体のみ。
今から千年以上前、最初に鬼となった者、それこそがお前の家族の仇。
そして、その者ならば、禰豆子を人間に戻す方法を知っているだろう。
その鬼の名は、鬼無辻無惨(きぶつじ むざん)」——。
「8の型・滝壺」、「2の型・水車」を繰り出す炭治郎。
しかし鬼の急所を外し、仕留めきれない。
再び、2本角の鬼が地面から上半身を出すと、
「邪魔をするな!女の鮮度が落ちるだろうが!」と炭治郎に叫んだ。
一方、炭治郎の背後から1本角の鬼が現れた。
「冷静になれ俺。この町でもう十分16の娘を喰った。俺は満足だ」。
「俺はまだ喰いたいのだ!」と言い返す2本角。
3本角は、何も言わず恐ろしいまでの歯ぎしりをしている。
傍でおののいていた和巳が「里子さんを返せ」と言うと、1本角は着ていた服の内側を見せた。
そこには、今まで喰らってきたという娘たちが、髪につけていた「かんざし」がずらりと並んでいた。
再び鬼と格闘する炭治郎。
背後から3本角が襲ってきた。
その時、背負っていた扉が開き、禰豆子が鬼に蹴りを見舞った。
出立する前、鱗滝は禰豆子に
「人間はみな、お前の家族だ。人間を守れ。
鬼は敵だ。人を傷つける鬼を許すな!」
と暗示をかけていたのだった。
次回予告
まとめ
以上、TVアニメ版『鬼滅の刃』第6話のネタバレでした。
炭治郎の背負う木箱に、ずっと入っていた禰豆子。
炭治郎が走り回ったり激しく格闘してる間、半分鬼とは言え気分が悪くなったりしないのか、余計な心配をしてしまいますね。
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