2020年夏放映の医療系ドラマ『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』。
第4回で登場するモンスター患者は、便秘に悩む女性です。
筆者も腹痛持ちなのですが、男性女性問わず、人知れずお腹や排せつのトラブルに悩んでる方は多いのではないでしょうか。
ここでは、第4回のあらすじ&感想をまとめていきます。
ドラマの概要
『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』のスタッフや主要キャスト、ドラマの概要などを知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
第4回のゲスト出演
- 広瀬真弓(便秘に悩む女性):中島ひろ子
第4回『心と体』
あらすじ
その日、千晶(貫地谷しほり)の元を訪れたのは、便秘に悩む女性・広瀬真弓(中島ひろ子)であった。
彼女は常にイライラし、いわゆるモンスターペイシェントであった。
挙句、座間(田中哲司)と結託して、千晶を困らせる。
ある日、真弓が救急車で運ばれ、入院をするという事態が起きる。
便意が高じて、イレウス(腸閉塞)を発症していたのだった。
心を開かない真弓に、愚直に寄り添う千晶だったが…。
(公式HP)
感想まとめ
今回の患者に共感。私は腹痛で失神した事も… 劇中にあるシステマみたいな呼吸すると何とか堪えれる。
千晶に伝授してくれた、便秘体操を広瀬さんがやった事により便秘が治り、すっきりした顔で終わり良かったです。
便秘体操、自分もやりたいなと思いました。意外とハードな運動だなと感じました。
今回の患者は便秘に悩む女性。お腹のトラブルを抱えてる人にとっては、興味深く観れた回ではないでしょうか。
かく言う筆者も「過敏性腸症候群」で、頭がズキズキすると同時にオナカの具合もおかしくなったりするので、今回の「心と身体」に関する話のくだりには納得する部分がありました。
伊武雅刀さん。あちらではステージ4の患者ではなかったかしらん。
千晶の父でお医者さん役の伊武雅刀さんは、現在放映中の『アンサング・シンデレラ』では末期がんの患者役と、真逆の立場を演じていて面白いですね。
どちらのドラマも春放送予定が延期になって、偶然だか何だか知らないですが・・。
とにかく座間が不気味。なにが目的なのかモヤモヤしてる。
普段ドライなカネゴンが全力で便秘解消体操やってるの見て、申し訳ないけど笑ってしまった。警備員の蓮見さんが癒し。
4話まできたけど、やっぱりここの院長はいい人です!!裏切らないでよ!
「院内裁判」などで、経営の実権を握っている事務長に苦しめられる千晶ですが、医院長(石黒賢)はかばってくれるようですね。
警備員さんも年は取ってるけど頼りになって、千晶にとってホッとできる存在ですね。
「うんこ」と口にするカネゴンにならって千晶も先輩医師の陽子も体操してたけど、快適に生活する上で、きちんと排泄することは食べることと同様大事なこと。
表に出しにくいテーマだけど、ちゃんと考える機会も必要ですね。
ハラハラドキドキクスクスw毎回楽しみにしています
今回も面白かった。けど… 座間さん怖すぎ問題。夜の病院暗すぎ問題。ホラーだよ~泣いちゃう… 心温まる素敵なシーンとの振り幅がすごい。千晶先生頑張って☆
ちょっとホッコリする場面に思わずクスっとできたり、患者との絆が深まる場面にウルウルしたり、かと思うと突如として現れる座間にハラハラしたりと・・賛否両論あるドラマ構成ですね。
ちなみに、自分はS的だったり嗜虐的傾向があったりするのか、座間の登場を気味悪く思うのと同時に、千晶がイジメられてるのを見て面白がってる部分も、心の片隅に多少あるかも?
もちろんいじめやハラスメントは絶対あってはならないし、現実の自分は「いじめられっ子」的気質ではあるのだけど、そういう面も心の奥底にあるかも知れないと思います・・。
田中哲司がじわじわと距離を詰めてて怖い怖い。
3話は観ててホント辛い、今回も辛いけどまだ希望があったかな。
患者さんは不調や病気を抱えてて精神的肉体的に不健全な状態の方も多いと思うし、そんな人と接する仕事って大変や。
出来て当然でなにかあれば…。 お医者さんも人間で完璧じゃないのに。 そんなことを改めて感じた。 かなりリアルに近いような、考えさせられるドラマです。
現場。人と深く関わる仕事。お客様には難易度?が高い人もいて。心が折れそうになることも多い。
この人にはどういう風に接したらいいのか…あれこれ考えて時間をかけて心が通じ合えたこともある。この仕事も悪くないなぁと思ったりも。
第4話のラストでも感じました。
確かに、お医者さんって何でも知っていると、つい思い込みがちですね。
医者や看護師の側からしても、患者さんに何か聞かれて「分からない」と言う訳にはいかない、といった側面もあるかも。
「お医者さんも人間」っていう当たり前のことを見失ってしまいがちだし、患者として病院に行った際のコミュニケーションの取り方も、改めて考えさせられますね。
しんみりしました。座間さんは怖いけど。
千晶先生が広瀬さんにかけた言葉 「人って、ずっと孤独で、ずっと不安なのかもしれない。ずっと誰かのことを羨んで、ずっと後悔し続けるのかもしれない。でも、自分の幸せも自分の人生も自分で決めていいと思うんです」
ドラマ終盤のこの場面、記憶に残るシーンですね。
自分も孤独で不安で誰かをうらやんで後悔しながら生きて、人生において苦い思いをしたり損をしたり、そんな生き方が当たり前のように思いながら進んできたところもあるかも・・。
でも、自分の幸せも自分の人生も、もっと主体的に肯定的に選択して、受けとめても良いのかな?
そんな風に、人それぞれ生きる上での指針にもなるような台詞でしたね。
まとめ
以上、『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』第4回のあらすじ&感想をまとめてみました。
ここまでの4回だけでも、病気の疑いのある妻に付きそう怒りんぼうの旦那、不治の病の幼い女の子、自殺願望のある女性、トランスジェンダー、便秘に悩む女性などなど、様々個性的な「モンスター患者」が登場。
人それぞれみんな違って、飽きずに興味深く観れますね。
さらに全編を貫くように突如出現し、ドラマの中の世界を戦慄させ、ぶち壊す最凶モンスターペイシェント・座間の存在。そしてその正体は?
残りの回も、楽しみに観ていきたいですね。
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各話あらすじ&感想