コロナで延期の後、NHKで7月から始まったドラマ『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』。
最初はニュースのついででぼんやり観てたけど、そのうち面白さも感じるようになってきました。
ここでは、第5回のあらすじ&感想をまとめてみたいと思います。
イントロダクション
病院を「サービス業」と捉え、「患者様プライオリティー」を唱える佐々井記念病院。
昨今増え続けるクレーマー患者、および病院内の閉鎖的な組織や人間関係に悩む女性医師が主人公。
先輩医師や同僚とともに、患者たちと真摯に向き合い、寄り添おうと努力する中で、人と人との絆を見つけ出してゆく物語。
時にコミカルな面もありつつ、患者や家族と触れ合う良い話で終わるかと思いきや、突如、恐怖のモンスター患者に襲われたり・・。
考えさせられたりホロッとさせられたり、ハラハラさせられたりと・・ちょっと落としどころが分からなくてモヤモヤしたりもするけど、引き込まれる魅力もある作品ですね。
放送時間・スタッフ
- 放送時間:NHK総合・BS4Kで毎週金曜22:00~22:44。
- 原作 :南杏子
- 脚本 :荒井修子
- 音楽 :兼松衆
- 主題歌 :宮本浩次『P.S. I love you』
キャスト
- 真野千晶(主人公・内科医) :貫地谷しほり
- 浜口陽子(先輩内科医) :内田有紀
- 座間敦司(モンスター患者) :田中哲司
- 金田直樹(通称カネゴン・内科医):浅香航大
- 真野万里(千晶の妹) :高梨臨
- 浅沼知恵子(モンスター患者) :鷲尾真知子
- 西園寺光隆(認知症の問題患者) :竜雷太
- 佐々井宗一郎(医院長) :石黒賢
- 真野佑子(千晶の母) :朝加真由美
- 真野徹(千晶の父) :伊武雅刀
第5回『去りゆくものへ』
介護士の瀬戸翔太(笠松将)は、千晶と昼食の「煮卵おにぎり」を取り合う仲。
ある日瀬戸は、自身が介護を担当している認知症患者の西園寺光隆(竜雷太)とトラブルとなる。
瀬戸は、裕福ではあるが家族から見放されている西園寺が、認知症の影響で暴力的な態度をとるのがいたたまれなくなり、西園寺に対して暴言を吐いてしまったのだ。
病院内ではそれが大きな問題となり、瀬戸は辞職を決意する。
千晶は引き止めるが、瀬戸の意思は揺るがない。
個人的な感想
自分も先日、あるトラブルがきっかけで仕事を辞めることになってしまった事もあり、今回は初めから興味深く観た。
認知症の患者の介護なんて、全然言う事聞いてくれなくて相当にストレスたまりそう。
しかもあんな風に暴言吐かれて蹴飛ばされて・・。この間職場で相手をビンタしたジブン的には、思い切り拳で殴り返して警察沙汰必至な状況だな。
先輩内科医の陽子とラーメン屋で話すシーン。ドラマ的にはあれが普通なんだろうけど、話してばかりでラーメンが伸びちゃいそうで気になった。
後半、夜中の病院で千晶の前に例のごとく突如現れる座間。なぜか千晶が当直であることを知っている。
一方的に責められ倒されて、涙を流しながら座間を見つめる千晶。
相変わらず気味の悪い存在の座間だが、その気持ち悪さがちょっと面白くもあるような・・。
それにしても、助けに入った新米ガードマン。トラブルが発覚したら本採用にならないからって、千晶に口止めを頼むなんて情けない。
理不尽に辞めることになった介護士と、悪態をつきながら実は慕っていた認知症患者の絆が最後に描かれてメデタシメデタシ。良い話で終わろうとしたら、またも不穏な状況に。
差し入れのスイーツを皆で取り合う時、何かを感じた千晶が振り向いて不安な表情を示し、続きはまた来週・・。
今回もヒューマンドラマとサスペンスとライトなコミカルさが交錯し、見終わった後よく分からないモヤモヤ感がありつつ、でもなんか面白い。
そんなにドラマって観ることはないけど、ちょっと変わった部類の作品だろうか。
まとめ
以上、NHKドラマ『ディア・ペイシェント ~絆のカルテ~』。ドラマの概要も紹介しつつ、第5回のあらすじ&感想をつづってきました。
次回も泣ける話のようでありつつ、また座間にイジメられるであろう千晶。
最後にはどんな展開が待っているのか、今後も注目ですね。
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